「注文住宅を建てたい!」
「注文住宅を建てるにはどうしたらいいの?」
自分や家族の理想を詰め込める注文住宅に、憧れを抱いている方も多いことでしょう。
しかし、いざ注文住宅を建てようにも、何から始めればいいか分からずに悩んで切る方もいるはず。
注文住宅は、検討から引き渡しまでにおよそ9ヵ月~1年程かかると言われています。
上記の間にはさまざまなステップがあり、手続きや完成までの流れを事前に把握しておかないと、手間取ってしまい後悔しかねません。
そこで今回は、注文住宅を建てるまでの流れを解説します。9つのSTEP形式で解説するため、初めての方でもスムーズに注文住宅を建てられるでしょう。
注文住宅を建てるまでの9つの流れ
注文住宅を建てようとすると、約9ヵ月~1年程かかると言われています。
ここでは、注文住宅を検討しだしてから竣工・引渡しまでの流れを下記のSTEPごとに解説します。
- 資金計画を立てる
- 住宅のイメージ作り
- 依頼する住宅会社を探す
- 土地を探す
- 間取りプラン・見積もりを依頼
- 工事請負契約の締結
- 建築プランの詳細打ち合わせ
- 着工
- 竣工・引き渡し
注文住宅を建てる際の参考にしてください。
資金計画を立てる
まずは、どのくらいの予算で家を建てるのか資金計画を立てましょう。
予算を計算するには、注文住宅にかかる費用と、住宅ローンで借りられる金額を押さえておくとよいです。
土地購入を含めた注文住宅の購入金額は全国平均で約4000万となっています。
そのため、上記の金額に対して貯蓄を含めていくらまでを自己資金でまかない、それ以外を住宅ローンでまかなうのかを計算しましょう。
住宅ローンを決める際は、月々の返済金額などから借入できる上限金額を算出すると、無理のないローンが組めます。
注文住宅にかかる費用の詳細を知りたい方は、下記の記事を合わせてご覧ください。

住宅のイメージ作り
資金計画が建てられたら、どんな家に住みたいか住宅のイメージ作りをしましょう。
住宅会社へ相談する前に、家族で話し合い、イメージを共有しておくとスムーズに進みます。
特に、下記のポイントを話し合っておくといいでしょう。
- 住宅の外観・内観や間取り
- こだわりたいポイント
- 住みたいエリア
イメージがなかなか湧かない時は、ネットで注文住宅の画像検索をして調べてみると参考になります。
理想的な住宅を実現するためにも、イメージや希望条件を具体化しておきましょう。
依頼する住宅会社を探す
家づくりにおいて、依頼する住宅会社選びは非常に重要なため、自分に適した住宅会社を探しましょう。
各社の特徴や強みを比較して、依頼したい住宅会社を絞り込んでいきます。
なお、さまざまな住宅会社を比較・検討する際は、モデルハウスの見学が参考になるでしょう。
総合住宅展示場に行けば複数のハウスメーカーがモデルハウスを展示しているため、一度に複数社の特徴を体感できます。
また、デザイン性や性能面だけでなく、予算との兼ね合いや営業担当者の対応力なども判断基準となるため、確認しておきましょう。
土地を探す
家を建てる土地が決まっていない場合は、住宅会社選びと並行して土地探しも行いましょう。
事前に不動産情報サイトなどで土地代の相場を調べておくと土地代の目安が分かるので、適正な価格での購入に繋がります。
また、住宅会社によっては土地探しを手伝ってくれたり、建築条件付きの土地を紹介してくれたりもするため、住宅会社に相談しながら進めていきましょう。
住宅会社で理想の土地が見つかれば、土地の形状に合った間取りプランや設備の提案も素早く対応してくれるため、家づくりがスムーズに進められます。
上記のことから、家を建てる土地が決まっていない方は、住宅会社選びと並行して土地探しも行いましょう。
間取りプラン・見積もりを依頼
気になる住宅会社を厳選して数社に絞ったら、各社へ間取りのプランと見積もりの提案を依頼しましょう。
事前に間取りや設備の希望をリストアップしておき、スムーズに話し合いが進むよう準備しておくことをおすすめします。
家づくりの要望をしっかりと反映した間取りを考えてもらい、提案力やデザイン性を確認し、自分のイメージと合う会社を選んでください。
また、提示された見積もりと予算との兼ね合いも重要です。
単純に合計金額が安いかどうかで見極めるのではなく、諸経費等がどこまで含まれているのかまで確認してから判断しましょう。
工事請負契約の締結
依頼する住宅会社を1社に絞れたら、工事請負契約を締結します。
工事請負契約は、住宅の建築を依頼された会社は工事の完成を約束し、依頼人は完成に対する報酬の支払いを約束するものです。
多くの住宅会社は、工事請負契約の締結前に仮契約を行い、数万~十数万程度の申込金が発生します。
仮契約には正式な効力がなく、キャンセルは可能ですが、仮に工事請負契約をキャンセルするとなれば、手付金が発生するため注意してください。
そのため、契約内容をしっかりと確認し、不明瞭な点を残さないようにしておきましょう。
建築プランの詳細打ち合わせ
工事請負契約後は、建築プランのさらに詳細な打ち合わせを行います。
打ち合わせの内容は、下記のような項目です。
- 間取りの詳細
- キッチンやトイレなどの住宅設備・内装・外観などの仕様決定
- 着工日などの日程調整
- 資金計画に関する調整
ここで決定された内容が実際の住宅へ反映されるため、後悔しないためにも毎回の打ち合わせで疑問点を残さないようにしましょう。
また、この時期に金融機関を選んでローンの仮審査を申し込んでおきます。
着工
建築プランが確定したら、いよいよ新築工事の着工が始まります。
着工前には、ご近所に挨拶回りを済ませておくといいでしょう。
なぜなら、工事には重機などによる騒音が発生するため、お詫びを兼ねて近隣に挨拶しておいた方が後のトラブル防止にもなるからです。
また、建築中も業者に任せきりにするのではなく、現場へ足を運ぶことをおすすめします。
進行状況を確認したり業者さんとコミュニケーションをとることで、ミスや手抜き工事を防げるでしょう。
竣工・引き渡し
住宅が完成したら、市町村または民間評価機関による完了審査を受けます。
上記は、建築確認申請の内容通りに建てられているかを確認する作業で、問題なければ検査済証が発行されます。
建物の引き渡し前には、設備等の不具合や傷がないかなど、施主が立ち会って最終的なチェックを行いましょう。
引き渡し後に不備が発覚しても追加の工事費用が発生する可能性があるため、気になる場所があれば遠慮なく伝えてください。
気になる部分があれば修正してもらったうえで、正式な引き渡しとなります。
注文住宅を建てる注意点
注文住宅を建てるまでの流れを理解したところで、ここからは注文住宅を建てる注意点として下記を解説します。
- スケジュールに余裕を持つ
- 契約内容を確認する
- 建築費用は予算内に収める
上記の点に注意してもらえれば、スムーズに注文住宅が建てられるでしょう。
スケジュールに余裕を持つ
注文住宅を建てる際は、スケジュールに余裕を持ちましょう。
注文住宅の引き渡しまでには、一般的に9ヵ月~1年程かかると言われています。
しかし、台風などの悪天候によって工事がストップしてしまい、予定通り進まないことがよくあります。
そのため、スケジュールに余裕をもって早めにスタートすることが重要です。
入居の希望日から逆算して準備を始めましょう。
契約内容を確認する
工事請負契約の内容は、締結前にしっかりと確認しましょう。
基本的に契約を締結すると、後から変更はできなくなります。
そのため、下記の内容は特に注意して確認しておきましょう。
- 契約に含まれる項目
- 含まれない項目
- キャンセル時の対応
- オプション仕様による追加費用の発生など、見積もり変更内容
口頭のみの確認はトラブルのもとになるため、打ち合わせ時に口頭で確認した内容も、契約書に反映されているかを確認してください。
どのような些細なことでも疑問点があれば、すべて解消した上で契約を締結しましょう。
建築費用は予算内に収める
建築費用は、なるべく最初に決めた予算内に収めるようにしましょう。
注文住宅を検討していると、魅力的なオプションや設備などを追加したくなり、気付けば予算オーバーしていることが多々あります。
妥協したくない気持ちは理解できますが、毎月の返済で家計が圧迫されてしまったら意味がないため、十分に注意しましょう。
そのため、住宅ローンは「借りられるだけ借りる」のではなく「無理なく返せるだけ借りる」ことが重要です。
引渡し後の生活に支障をきたさないよう、無理のない返済計画を立て、予算内に建築費用を抑えましょう。
注文住宅を建てるなら『クレケン』がおすすめ
項目 | 詳細 |
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会社名 | 榑林建設株式会社 |
住所 | 静岡県牧之原市菅ケ谷1533 |
電話番号 | 0548-87-2854 |
公式サイト |
ここまで注文住宅を建てる流れを見てきました。流れを見ると分かる通り、打ち合わせや事前に計画しなければいけないことも多く、完成までには時間を要します。
そんな方におすすめなのが、静岡にある工務店の『クレケン』です。クレケンは昭和元年の創業以来、静岡県を中心に注文住宅を手掛けてきた工務店となります。
地域でいち早く最先端技術を取り入れた高性能な家づくりに着手し、長期優良住宅・高気密・高断熱・耐震等級3・制震・監査システム・太陽光パネルの7つを標準施工としています。
また、提案から設計・施工・お客様サポートまで、全て自社スタッフが抜群のチームワークで対応してくれるのも嬉しいポイントです。
建てた後もずっと頼れる暮らしのパートナーとして、ただ家を建てるのではなく、そこに住む人の未来を守ってくれます。
クレケンでなら、孫の代まで安心して住める理想的な家が実現できるでしょう。
クレケンについて詳しく知りたい方は、下記の記事にて紹介しているため参考にしてください。

まとめ
今回は、注文住宅を建てるまでの流れを解説しました。
注文住宅をスムーズに建築したいなら、引き渡しまでの流れを事前に把握しておくことが重要となります。
注文住宅を建てるまでの流れは下記の通りです。
- 資金計画を立てる
- 住宅のイメージ作り
- 依頼する住宅会社を探す
- 土地を探す
- 間取りプラン・見積もりを依頼
- 工事請負契約の締結
- 建築プランの詳細打ち合わせ
- 着工
- 竣工・引き渡し
上記の流れに沿って注文住宅を建築してもらえれば、スムーズに進められるでしょう。
今回解説した内容を参考に、理想の家を最速最短で手に入れてください。